アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

アムウェイの宣伝マンを務めていた野田聖子以外の政治家

 野田聖子消費者行政担当相の件で、マルチ類似商法の「日本アムウェイ」(東京都渋谷区)が久々に注目を集めている。
そこで、本紙・山岡が過去、取材し、訴訟を行っていた(1991~99年)ころにキャッチした政治家を列記しておこう。
日本アムウェイの親会社である「アムウェイ・コーポレーション」の本社(米国ミシガン州。冒頭写真)はフォード元大統領(横写真)の地元にあり、創業者一族は熱心な共和党支持者で、息子を上院議員にさせることを検討していたほどだった(中止に)。そのためもあってだろう、フォード元大統領の秘書を副社長に抜擢、グランドラピッツ市内のフォード大統領記念館はアムウェイの援助で作られたほど両者の関係は深かった。
それだけに以来、レーガン、父ブッシュ政権にも食い込み(父ブッシュが大統領引退後だが、日本アムウェイの大会に来日したこともあった)、在日米国大使館を通じてわが国に圧力をかけることができた(例えば国民生活センターに対し)ためか、基本的に、わが国政治家に食い込むことには、少なくとも山岡が取材当時には積極的ではなかったと思われる。
それでも、日本アムウェイが資金を出す環境保護活動を通じて多くの政治家と接点があった。また96年1月、元幹部社員(米国人)が日本アムウェイを相手取って起こした地位確認訴訟の中で、多くの政治家の名前が挙がったことがある。

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