本日正午過ぎ、「産経」もネット版で報じたように、捜査当局によれば、広域暴力団・山口組系後藤組の後藤忠政組長の引退に絡み、山口組は同じく直系組長の大量処分を言い渡していたという。
産経ではその数は10団体としているが、本紙は9団体の組織名と処分内容(予定)の情報を入手したので以下、報告する。
6代目組長の出身母体は「弘道会」(愛知)だが、暴対法強化に危機感を抱き、6代目執行部は傘下組織にシノギに関して細かい規制を敷くなか、後藤組長はこれに強く反発していたことが今回処分の背景にあったようだ。そして、今回大量処分となった組長は、後藤組長同様、執行部に反発。後藤組長に同調する動きも見せていたようだ。
(写真=高山清司山口組若頭兼「弘道会」組長。『六代目山口組直系若中99人衆』竹書房より)