アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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西松建設違法献金事件もどこ吹く風――町村派が資金集めパーティーを開催

 来る4月13日(月)、「清和政策研究会との懇親会の集い」と題された政治資金集めパーティーが開催されるということで、多くの企業や団体にその「案内文」が郵送されている(以下に転載)。
清和政策研究会は自民党町村派(町村信孝会長)の派閥団体。故・福田赳夫元首相が1979年に「清和会」名で設立。その後、安倍(晋太郎)派、三塚派、森派となり、森喜朗会長の時、現在の名前に変わった。
毎年春に政治資金集めパーティーを開催しており、今回もその恒例のもの。
とはいえ、現在、西松建設違法献金事件の渦中で、清和政策研究会の事実上のオーナーである森氏(冒頭左写真。相談役)も400万円、顧問の尾身幸次氏(同右写真)も400万円の献金を西松建設側から受けており、小沢一郎民主党代表(2400万円)、二階俊博経産相(834万円。ただし派閥団体を通じて)に次ぐ多さで、東京地検特捜部の捜査対象にこの両人も一時名が挙がっていただけに、自民党内からでさえ、もう少し時期を見るべきなどと批判の声が上がっている。

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