アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「林野クレディセゾンの命脈」(『FACTA』09年4月号) カテゴリ: 経済事件 : 地上げ関係会社

 3月20日発売の会員制月刊情報誌『FACTA』が、本紙で追及していた東証1部の不動産会社「アトリウム」(東京都千代田区)の親会社、同じく東証1部の大手ノンバンク「クレディセゾン」(東京都豊島区)の林野宏社長(下写真)の責任を問う記事を載せている(冒頭写真記事。2頁)。
サブタイトルは、「不祥事続出の子会社『アトリウム』。時限爆弾と化した札付き企業に足元を掬われそう」。同記事にあるように、クレディはアトリウムの単に親会社(38・8%)であるだけでなく、アトリウムは不動産融資保証業務で業績を急拡大させたが、その融資の9割以上をしているのがクレディーという一体の関係にある。
そして、アトリウムの創業者といってもいい高橋剛毅社長を支えていたのは、堤清二氏の「最後の弟子」ともいわれる林野氏だった。
同記事では触れていないが、林野氏はアトリウムの取締役相談役に2000年6月から昨年9月末までかたちだけ就いていたわけではない。
この間、ストップオプションにより、高橋氏(現在約2・3%で第4位株主)に次ぐ、アトリウムの個人株主としては第2位だった。

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