アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙指摘の仮想通貨「カーコイン」、代表者が失踪!?

 あの元「猿岩岩」相方・森脇和成もグループラインに参加、結果的にしろ、同仮想通貨の信用付けに一役買っていたものの、どうにも怪しいということで昨年8月、2度に渡り取り上げていた仮想通貨「カーコイン」ーー。
何しろ、昨年9月に上場するとしていたが、8月に入ってもHPすら出来ていなかった。その後、ようやく出来たが、今もって上場していない(現在はHPも見えない)。そして、グループラインでは、このプロジェクト代表の「井澤さんが居ない」、「騙された」といった言葉さえ飛び交っている。
 しかも、カーコインを紹介する仮想通貨HPを見ると、冒頭、昨年9月10日更新分で、「カーコインのプラットフォームを構築する企業が、『東証二部上場カーチス様のシステムを構築する企業』と案内しておりましたが、こちらは誤った情報の為、削除致しました」との記述が。同年8月26日時点ではこの記述はなかった。
本紙は常々疑問に思うのだが、ほとんどの仮想通貨はICOするにも拘わらず、代表者の名前も、所在地さえ公開してない。
このカーコインも同様だったが、本紙は2回目記事でも述べているように、昨年8月24日、その所在地を特定し、井沢氏を直撃取材していた。
いま流行の仮想通貨の拠点といえば、都心のりっぱなビルを思い浮かべるかも知れないが、何とそこはJR小田原駅からさらに伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り換え、その最寄り駅から徒歩で30分以上もかかる山の中にあった。

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