アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「ウソ」性病診断クリニック医師ーー1審有罪もいまも診療中

本紙が他紙に先駆け、性病の検査結果を「陽性」と偽り、患者から本来、必要ない診療や薬代を取っているのではないかと報じていた「新宿セントラルクリニック」(当時。現在は「深山会クリニック」)の林道也医師が、詐欺罪で逮捕されたのは昨年1月のことだった。
本紙はこれで目的を果たしたと判断し、逮捕時の記事以降は報道していない。
ところが、関係者によれば今年9月14日に東京地裁でこの刑事事件の1審判決が出て林被告は懲役2年6月、執行猶予4年の有罪(林被告は控訴)になったものの、この件自体、まずまったくというほど報じられていないという。
逮捕時は性病に罹ったという後ろめたさに付け込んでの犯行、数千人もの被害者がいる可能性もあるということから、大手マスコミもようやく大々的に報じてくれていたので安心していたのだが、この有様。しかも、公判においても林被告は容疑を否認し続け、反省の言葉1つ述べていないという。
そして、何より未だに林被告は診療を続けているという。
どういうことなのか?
というわけで、久しぶりに追加報道する。

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