アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

当局も注目――「リミックスポイント」が4億円の抵当権を設定した砂利採取権の闇

「リミックスポイント」(3825。マザーズ。東京都目黒区)といえば、本紙では数々の疑惑などを報じている。その背景には、松浦大助氏なる人物とその周辺者が関与すると見られる件が少なくないのだが、リミックスの國重惇史会長兼社長(=下写真右人物。「楽天」副社長時代のもの)は一貫して、そのような人物は知らないと関係を否定している。
だが、本紙はその松浦氏が関与していると思われる疑惑案件の情報をキャッチした。
舞台は、そもそもあの「水谷建設」(三重県桑名市。会社更生手続き中)が所有していた三重県紀北町の砂利採取場(冒頭写真)。
 リミックスがそんな事業をやっているとはまったく聞かないし、IRもされていないが、リミックスは昨年4月、この採取場に4億円の採取権根抵当権を設定している(以下に、その謄本を転載。登記受付は今年1月)。
その根抵当の債務者は福岡県内のG総建なる会社だが、反社絡みのトラブルを抱え、そのトラブルに松浦氏関係者が介入。そのなかで、リミックスが抵当権を打つことになったようで、要するに、リミックスに対し松浦氏が大きな影響力を持つことが証明された格好なのだ。しかも反社絡みであり、すでに当局もこの事実を把握し捜査しているとも聞く。
これが事実で、もし今後、事件化でもすれば、リミックスは上場廃止になり得るだろう。

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