アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの南青山地上げ物件――最後の2箇所も外資側が取得も……

 本紙が今年3月6日から、いよいよ2箇所だけを残し大詰めを迎えているとして4回に渡り報じて来た都心最大の南青山3丁目の地上げ物件(冒頭写真。斜線部分が地上げ完了地、黄色囲み部分が残り2箇所と一部権利を持つ私道)――具体的には「鎌田」氏なる者が土地を所有、一方、そこに建つ5階建てオンボロビル(下写真)の所有者にはかつて上場していた不動産会社「アーバンコーポレイション」の社長をしていた房園博行氏のダミー会社が登場したかと思えば、債権者として後藤忠政元組長系企業も顔を出していたのだが、この3月末から4月始めにかけ大きな動きがあったのだ。
 まず、「鎌田」氏土地の方だが、3月31日に所有権が「シティインデックスセブンス」に移動。
一方、建物の方は、4月4日付けで、「鎌田」氏の処分禁止仮処分が取下げになった。
以前、述べたように、シティインデックスセブンスの経営権は、すでに旧村上ファンド村上世彰氏側から、地上げをしている外資系(PAG+GS)に移っている。建物の方もこれで何ら問題なく取り壊せるはずで、ほどなく建物滅失登記が完了し謄本は閉鎖されるはずだ。

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