アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「アルデプロ」会長に反社疑惑

 経営不振から事業再生ADRを経て再建中の、収益ビル・マンション仕入れ販売などの不動産会社「アルデプロ」(東京都新宿区。8925。東証2部)――。
社長が度々代わるなか、実質的な創業者で、40%近い同社株式を握る上、いまも会長と、大きな影響力を持つのが、何度も代表取締役を務めたこともある秋元竜弥氏(51)。
 アルデプロといえば、昨年末、売却決済が延期になった東京・六本木の「湖雲寺」というお寺跡地(冒頭写真)を思い浮かべる読者もいるかも知れない。
最終的にアルデプロが、同地の約半分、約415坪を取得。
だが、その過程では本紙が過去、疑惑を報じたことがある関西の安売りスーパーを資金源とするブローカー連中を始め、わが国を代表する複数のアングラ筋が登場していたのだから無理もない。
もっとも、今回疑惑が出ているのはその連中との関係ではない。
現在、帰国中ということもありなおさら注目を集めている山口組の直系組織だった後藤組(静岡県富士宮市。08年解散)の組長だった後藤忠政氏(73。上写真は『フラッシュ』4月19号記事。カンボジア国籍取得。同国在住。本名・後藤忠正)の影響下にあると見られる人物、企業との関係だ。

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