ウルフ村田は、今更説明するまでもないだろうが、株の世界では超著名な株式トレーダー(本名・村田美夏)。
しかしながら、その実態は仕手筋などつるんだ“煽り屋”ではないかということで、本紙でも最近、何度も取り上げている御仁だ。
一方の大場武生氏とはその世界では有名な仕手筋で、本紙でも最近、「燦キャピタルマネージメント」(2134。JQ)、「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」(6636。JQ。旧シスウェーブ、SOL)への関与を取り上げたことがある。
もっとも、大場氏は「風説の流布」で逮捕の過去があり、以降、表には出ていない。
両者は仕事上接点はあるものの、少なくても表向きは密接な関係にあることがわかればマズイはずだ。
その一方の大場氏がかつて裏で仕掛けていたのが前出・SOL Holdings(現・ソルガム)。
そのSOLはめぼしい材料も無いのに15年2から3月にかけて急騰し一転、暴落に(冒頭写真)。その渦中の3月4月午後1時5分、ウルフ村田は裏も取らず「6636村上ファンドが入りました」などとツイートした(下写真。むろん、事実ではなかった)ものだから、一部事情通投資家などに仕手筋が売り逃げるために協力したのではないか、などと批判を浴びたものだ。
ここまでは、事情通の間ではよく知られた旧知の事実なのだが、本紙は今回、その裏舞台を知る複数の関係者から話を聞くことができた。