本紙は、未上場ながら(一時は上場の動きもあった)、年商約693億円を誇る給食大手「富士産業」(東京都港区)の創業者兼元社長(故人)の長男・中村勝彦氏(冒頭写真。48)がこの8月に社長を退いたが、それは「辞任」ではなく、「解任」だったことをスッパ抜いた(代表解任は8月4日。取締役は8月7日に辞任)。
その際、この創業者一族の嫡男“追放”の大きな要因として度を越した連日の「クラブ通い」、それも「社費」によることを指摘したが、その後、関係者への取材で、「解任」の直接の引き金になったと思われる出来事が判明したので追加報告する。
なお、中村氏はその後も反省の色は見られないようだ。
「実質、無職の状態ですが、いまもクラブ通いを断ち切れずにいます」(関係者)
しかし、既報のように、富士産業の方から、少なくとも銀座の行きつけのクラブ8店に対し、「飲ませないように」との通知が行っている。そのため、さすがに「出入り禁止」になっていると思ったら個人カードで飲んでいるとも。
さらには、こんな証言も出て来た。