アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「弾かれるぞ!」と63万円請求ーー歌舞伎町ぼったくり店、別件115万円請求手口詳報

 警視庁新宿署は10月10日、東京は新宿歌舞伎町のキャバクラ「LEO」の経営者と従業員2人の計3人を東京都ぼったくり条例違反で逮捕したのは大手マスコミ既報の通り。
それによれば、経営者らは45歳の客に対し、店に1時間だけいて、しかも水だけしか飲んでいないのに、約63万円を請求。そして「払えないと(拳銃で)弾かれるぞ!」などといい、近くのコンビのATMに同行しカネを下させようとした。その際、機転を利かせた客がATMの非常ボタンを押し、警官が駆けつけ、逮捕に到ったという。
この店、この8月にオープンしたばかりだが、これまでにも「多額の請求をされた」旨の相談が同署に10数件寄せられていたという。そのなかには約115万円というケースもあり、本紙はその被害者関係者から詳細な手口を聞いていた。その詳細と共に、なぜ看板も出している(HPもある。下写真はそのHPより)店まで、こんな無茶なぼったくりをするのか背景も追ってみた。
約115万円請求されたのは、宮城県の会社員3人。9月15日(月)の祭日のことだった。
この3人は仕事で上京した際に立ち寄る馴染みの店があったが、その日、たまたま店の開店時間が遅れたことから、時間調整のために最初から1時間限定で入店。今回逮捕の被害者同様、たまたま近くの路上で声をかけられた呼び込みに紹介されてのことだった。

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