アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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警察のお先棒担ぎか(2)――「王将事件」で家宅捜索受けた男性への告発取り下げ報道巡り

 10月27日、大手マスコミの一部は、福岡市中央区のゴルフ場(冒頭写真)経営会社の株式増資を巡り、電磁的公正証書原本不実記録・同共用の疑いで70代の男性役員が刑事告発を受けた問題で、告発した北九州市のホテル経営会社が26日までに福岡地検への告訴を取り下げたと報じた。
地方のゴルフ場を巡るこのような件を大手マスコミがあえて報じたのは、この報道のなかでわざわざ「王将事件」で京都府警が今年1月、その70代男性役員の関係会社を捜索したと触れているように、上杉昌也氏だったから。
本紙では今年9月15日、本紙がとっくに上杉氏関係会社へ京都府警が捜索したことを報じている、また、その上杉氏が『週刊新潮』に顔出して実名で王将事件と自分は無関係と訴えた直後、わざわざ大手マスコミの一部が改めて家宅捜索の件を報じたのは十分な根拠のない、かつ偏見に満ちた京都府警の捜査のお先棒担ぎといわざるを得ないと報じたが、今回も同じことがいえる。
その点、「西日本新聞」は今回の告訴取り下げの件は報じたものの、王将事件の絡みについては一切触れていない。

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