アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>福賀中の兜町アンダーワールド(126)「先週の仕手株情報など」

本連載で先週指摘した「サイバーステップホールディングス」(3810。東証スタンダード。東京都杉並区。疑義注記)、「KLab」(3656。東証プライム。東京都港区)の煽りはおさまったが、高値掴みした投資家に言いたい。(冒頭写真左=サイバー、右= KLab株価チャート)
初動の煽りは無視して、高値の煽りには飛びつくからで、投資判断の甘さを反省すべきだろう。なお、煽った本人への誹謗中傷が溢れていたが、株価操縦には該当しないと思う。証券取引等監視委員会(SESC)が株価操縦と判断して摘発するのは、煽った本人が事前に買い付けた後に売り逃げた場合だ。煽ったものの、本人が売買していかなったら違法性を問うのは難しいからだ。
もっとも、この手のやり口は株の世界では昔からよくあること。
煽ったところでで売ったであろう仕手筋側から、煽り屋にはカネが渡される。今回の件は不明だが、かつてこういうことがあった。
90円で200万株増資。その後、煽って株価が130円まで上がったとしよう。増資引受人は90円なので100円でも利益が出る。しかし、板が薄く200万株売るとストップ安してしまう。そこでSNSが普及していない時代は、悪質な街の投資顧問が解体屋を担っていた。増資引受人は投資顧問に110円で20万株の買いを入れてくれと依頼する。投資顧問は、顧客にこの買いを勧める。裏では増資引受人から1株10円のキックバックの約束を取り付ける。20万株裁けたことで、200万円を投資顧問経営者へ渡すことになる。なお、現在は金融庁の検査が厳しくなっており、バレれば即、営業停止、免許取り消しとなるため、こういう悪徳投資顧問は存在していないだろう。今は形を変え、解体屋はSNSを利用ということだ。
さて、サイバーステップに新たな動きがあったようだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

Already a member? こちらからログイン
関連キーワード
検索

カテゴリ一覧