アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

≪連載(479)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(6月8日~6月12日)

プロフィール 兼業投資家。資産形成において必要なのは、1に「メンタルの安定」、2に「需給と地合いを読む力」、3に「個別企業のファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を自らに促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は、66,588円と前稿+2,581円(※前項比+2991→+1,930→▲1,305→+3,201→▲204→+1,241→+1,552→+3,801→▲250→+0円→▲447→▲1,801→▲3,229円→+2,024→+2,678→+941→▲524→▲89→+1,996→+1,601→+832(大納会))と先週に続いての大暴騰となった。
しかし、土曜の朝の日経平均先物は米国の雇用統計を受けて63,820円と、-2,768円もの大幅安で引けている。※2026年の最高値は6月3日68,786円。

ドル建て日経平均株価の終値は416.3ドル(※前稿416.4→398.2→387.2→400→378.5→373.8→366.7→357.2→332.7→334.2→334.2→337.2→352.4→377.5→366.1→371.7→345.9→346.5→339.4→340.5→330→325.9→322.6(大納会))。※5月29日の417.5ドルが最高値。

NYダウは、週間で-165ドル安となる50,867ドル(※前稿比+452→+1054→▲83→+110→+268→▲216→+1530→+1412→+1338→▲410→▲981→▲944→▲1476→▲1476→▲648→▲125→▲615→+1,224→▲207→▲260→▲145→+1122→+247→(大発会))。※現在が2026年最高値。

ナスダック100指数は28,958Pと、前稿比▲1,375P安(※前稿比+851→+357→▲110→+1525→+406→+632→+1556→+1071→+912→▲765→▲483→▲262→▲317→▲52→+279→▲343→▲476→▲53→+76→+237→+560→▲140)であった。※最高値は6月3日30,762P。2025年4月7日に16,542ドルが直近最安値。

前稿でご報告した通りに、耐えに耐えて持ち切った日経平均先物9月限の空売り玉は、週末金曜日に寄り底(※65,862円)となって始まったもののすぐに切り返す展開となったため、現物市場が66,000円に戻ったタイミングで撤退(※ちょい負け)した。これまで資金が入ってこなかった半導体銘柄以外の持ち株が強く、留飲を下げることはできた。

そして市場がPM3:30に66,588円で大引けを迎えた後、67,000円台まで先物は戻って行き、PM20時くらいから先物はジリ安となっていく。

これを見ていた筆者は、「この後PM21:30に発表される米国雇用統計は、いつも通りにコンセンサスに近い数字が出て、いつも通りに先月分の雇用者数の下方修正もセットで出るんだろうな」と漠然と考えていた。よって筆者は雇用統計が悪材料視されるとは思ってもみなかったが、67,000円台まで戻ったことで単純に日経先物6月限の空売り玉を持つことに。ただし1枚程度の少ロット。そして雇用統計が出るPM9:30前に決済しプラマイゼロ。

しかし雇用統計後、強い数値がでて世界の株価指数が利上げ懸念で下がったため、筆者も日経先物6月限の空売りをエントリーしたものの残念ながらこれが今回の下落のスタートとなるとはまったく思っていなかった。

と申しますか、雇用統計後は確かに下がったものの一方的な動きとはならず、米国市場の場が始まって半導体SOX指数が-5%になっても日経平均先物は66,000円台でかなり長くもみ合ったからだ。

そして残念なことにこの日は、前日のメインのお仕事の関係で徹夜となっており、もう眠くてたまらない。「SOX指数は-5%まで下がってもみ合ってるし、さすがに1日でこれ以上の急落の可能性は低いかな」などと考えているうちに寝落ちしてしまった。それがまさか、AM5時ちょいに、雇用統計時間比で-3,380円もの暴落となる63,500円もの安値を付けるとは知らなかったよ。

結果、米国のSOX指数は全体で▲10.26%の急落となり。

2020年3月以来の大暴落だったようで、エヌビディアは▲6.2%、アームは▲12.8%、マイクロンは▲13.2%という悲惨な状況となっている。

しかし、しっかり詳細をみるとS&P 500株価指数は約-2.6%も下落したものの、上昇銘柄数は266社、下落銘柄数は234社で、なんと値上がり銘柄が多かったことは今後を示唆する大切な情報のように思える。わかりやすくいうと、今回の大型下落は、GAFAMなどの生成ハイテク半導体のリカク売りの影響がほとんどだったと言えるだろう。
ただし、もともと上がっていたのは生成AI半導体だったわけで、株価指数の下落はまだ止まらないだろう。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
正直、先週金曜日はあまりにも一方的で、反発局面のない株安であったため、これは売れないで取り残された投資家は多いだろう。よって週明け月曜日にすぐに相場が反発しても、結局安値を更新すると考えるのが普通である。

また恐ろしい事実もある。それは海外投資家の5月4週目の売買動向。日経平均株価指数が+2,991円高であったにも関わらず、-3,882億円の売り越しとなったのだ。この週は日経平均株価が+2,991円高となったにもかかわらずだ。また5月3週目もひっそり2,167億円の売り越しとなっているので、ここからは踊っていたのは個人投資家だけであった、となる可能性は充分あるだろう。

それを証明するかのように、個人投資家の信用取引評価損益率を見てみたい。なんと5月28日-0.36%になっている。一般的には-3%以上であれば天井圏(※個人投資家は利確が早く、含み損の処理が遅れるのが一般的なため)で、-20%ラインが大底圏であるといわれる。
これは踊っている最中の投資家が多いことを示す。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

Already a member? こちらからログイン
関連キーワード
検索

カテゴリ一覧