アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あの「ミュゼプラチナム」買収で注目ーー「KOC・JAPAN」の詐欺的IR(香港上場KOCとパートナー締結?)

2024年4月、あの脱毛大手サロン「ミュゼプラチナム」を買収したとして注目を浴びた飲食の広告代理店「KOC・JAPAN」(以下、KOCJ略。東京都中央区。秋山博士代表=冒頭写真)ーーもっとも、実際に買収したというのはミュゼではなく、その親会社「ミュゼプラチナシステムズ合同会社」(横浜市神奈川区)。それもわずか1カ月で転売した模様だ。
その際のKOCJのHPのIRを見ると、ミュゼのユーザー600万人にサービスを提供できると謳っていた。要するに、自社の宣伝のためで、そのIR前後に自社の株式や社債、あるいは「Cポン」という飲食代が2割引きになるという電子決済システム権利などを大量に販売。その後、返金トラブルになっているところを見ると、その販売のための詐欺紛いの“仕掛け”だったのだろう。(*本紙では今年4月、KOCJは実質閉鎖されており、「被害者の会」(*ラインID=@200tcgmp)設立の動きがあることを報じている)。
そのKOCJ、ミュゼ買収の約1年前、2023年5月17日には、香港の上場企業「KOC(Global)Holdings」とCポンの販売でパートナー契約締結(株式交換も)とやはり自社HPでIR(右下写真)。Cポンは日本だけなく、今後は世界各国のグローバル企業との提携や協業を通じてさらに企業価値を上げていくとIRした。香港上場企業との提携はその第一歩というわけだ。
ミュゼ買収IR同様、これを信じて同社株式や社債などを買った者も少なくなかったようだが、このIRもほとんど虚偽、否、詐欺的といっていい内容だったことが判明したので以下、解説する。

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