アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(477)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(5月25日~5月29日)

プロフィール 兼業投資家。資産形成において必要なのは、1に「メンタルの安定」、2に「需給と地合いを読む力」、3に「個別企業のファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を自らに促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は、63,339円と前稿+1,930円(※前項比▲1305→+3,201→▲204→+1,241→+1,552→+3,801→▲250→+0円→▲447→▲1,801→▲3,229円→+2,024→+2,678→+941→▲524→▲89→+1,996→+1,601→+832(大納会))となった。

土曜の朝の日経平均先物は、イラン戦争懸念が再度起こり62,280円と小幅下落で引けているものの、また停戦期待の情報も出てサンデーナスダックは上昇している。※2026年の最高値は5月14日63,799円。

ドル建て日経平均株価の終値は398.2ドル(※前稿387.2→400→378.5→373.8→366.7→357.2→332.7→334.2→334.2→337.2→352.4→377.5→366.1→371.7→345.9→346.5→339.4→340.5→330→325.9→322.6(大納会))。5月14日の404ドルが最高値。

NYダウは、週間で+1,054ドル高となる50,580ドル(※前稿比▲83→+110→+268→▲216→+1530→+1412→+1338→▲410→▲981→▲944→▲1476→▲1476→▲648→▲125→▲615→+1,224→▲207→▲260→▲145→+1122→+247→(大発会))。※2026年最高値は2月10日50,513ドルを越えた現在。

ナスダック100指数は29,482Pと、前稿比+357P高(※前稿比▲110→+1525→+406→+632→+1556→+1071→+912→▲765→▲483→▲262→▲317→▲52→+279→▲343→▲476→▲53→+76→+237→+560→▲140)であった。※最高値は5月14日29,679P。2025年4月7日に16,542ドルが直近最安値。

さて、イラン情勢について大きな進展があったようだ。
トランプ米大統領はイランとの和平合意について「交渉がおおむねまとまった」と述べ、ホルムズ海峡の再開につながる合意を間もなく発表すると発言した。ただ、イラン側からは「ホムルズ海峡はイランの管理下に留まる」との発表もでていて、いまの時点では判断が難しいところ。
またイラン側は「核問題に関してはいかなる行動も受け入れていない」と言っているため、こちらは先送りになりそうだが、これイスラエルさんは許せるのだろうか?

とりあえず市場にとっては、ホルムズ海峡の運航の再開できるかどうかが世界のインフレ率の低下に直結するため、この部分だけとって、週明け月曜日は上方向に株価指数は向かいそうだ。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
アメリカ市場ではIT企業の大型上場ラッシュを控えていることは前稿でも記した通り。
6月12日の「スペースX」上場(時価総額300兆円?)に続いての詳細もでてきており、9月には「オープンAI」、10月には「アンソロピック」がIPO(株式公開)を行うと報じられている。

そして筆者は、今週からこれらのIPO(会社)を購入するためにGAFAMなどの換金売りが始まり、それをきっかけにした半導体関連セクターの売り崩しの動きが一部出るだろうと考えている。なんたって「オープンAI」も「アンソロピック」も時価総額は150兆円以上になりそうで、こんな大型IPOラッシュはかつて経験したことがないからだ。

とはいうものの、筆者としても上記の考えについては正直半信半疑だ。しかし、それほどまでにフィラデルフィアSOX半導体指数は上がり過ぎてしまっているように思える。先週の金曜日に最高値を更新し、年初来では(7083P→12,203P)の+72.3%の上昇となっているのだ。

そしてこのSOX指数に連動する日経平均株価も当然危うい。年初来では+26・2%と、ちょっとこれまでだと考えられないくらいすでに上昇してしまっているが、これはほんと一部の半導体銘柄だけが上がっていることは、投資家の間では周知の事実。

具体的にいうとTOPIXと比べたNT倍率は16.27倍と、過去最高となる2026年5月8日16.38倍まで目と鼻の先に迫っており、TOPIXでみると、年初来リターンで、全体の51%がプラス、49%が依然としてマイナスリターンなのである。

そもそも決算発表は日米ともに一巡したので、買うべき筋はすべて買い切ってしまっているんではないかと思う。なんたって海外勢は2026年5月2週目に関してのみ日経平均株価指数が-1,305円安だったこともあって-2,167億円の売り越しだったものの、それまでの5週間で日本株を6兆9526億円も買い越してしまっているのだ。これでここから買ってくる主体があるのか、筆者には想像ができない。それぐらいの大きな変化なのだ。よって何かをきっかけにした雪崩のような調整が起こる下地ができている、と考えた方が賢いだろう。

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