「ジェリービーンズグループ」(3070。東証グロース。旧アマガサ)といえば、仕手銘柄として有名。専門家に寄稿してもらっている週一連載「兜町アンダーワールド」でも度々登場する。
女性向け非皮革靴から、最近は韓国アイス、再生重油製油所運営など多角化を進めるも赤字続きの上、25年1月期の売上高は8億3100万円と10億円にも届かず「継続前提に疑義注記」。
そんなジェリービーンズだが、なりふり構わぬ多角化の結果、相変わらず赤字も、26年1月期の売上高は前期比実に3倍以上の約36億円に。また、昨年12月から発売を始めた本物の果実のような立体的なデザインが特徴の韓国製3DフルーツアイスがSNSで話題を呼び、わずか2カ月で300万個以上の大ヒットとなっているのは明るいニュースだった・
ところが、3月15日製造の同アイスに金属片が入っていたとして、自主回収(リコール)をIRしたのはご存じの通り。これは4月23日のことだが、同日、ジェリービーンズの株主総会があり、そこでこの件の説明が一切なかったことから思わぬ展開となっている。
「このヒットを導いたのは、“行列請負人”の異名もある立川光昭氏。ジェリービーンズの会長で、この3Dアイスの子会社の代表でもある。
当然、立川さんも定時株主総会で続投となったのですが、立川さんのことを慮って、わざとこのリコールの件を会社側は株主総会で言わなかったのではないか? 本音をいえば、そんなことたいして問題ではない。
そうではなく、これを契機に、ジェリービーンズの株価を上げるための材料についての具体的な内容が飛び出したことが問題なんです」(関係者)
同社が仕手銘柄で有名なことは冒頭で述べた。
その買い材料としてか、ともかく業務提携など株価を上げるため? のIRが頻繁に出る。だが、誰がそのことに関与し、そのことにより誰が得し得るのかなんてことは当事者でもなければまずわからない。ところが、以下のような話が具体的に浮上して来ているのだ。



