「維新」は4月1日、同党所属の池畑浩太朗衆議院議員(冒頭写真。当選3回。比例近畿)を厳重に注意したという。
フジTV報道(3月31日)によれば、3月27日、衆議院第一議員会館会議室でウクライナ戦争につき“親露派”の集会が開かれた。同会議室は議員が予約しないと借りられないが、その予約をしたのが池畑議員だった。
ウクライナ政府側から抗議の連絡があり、事が発覚した模様だ。
ただし、池畑議員の説明によれば、十数年来の知人から、北朝鮮の拉致問題に関する映画関係者によるイベントと聞いて予約したという。
有体にいえば、頼んで来た旧知の者や主催者に騙され、善意で借りてあげたもので、また、議員当人はその会合に出席していなかったこともあり、前出・フジTV報道によれば、「経緯を聞くとかわいそうな部分もある」(維新幹部)ということで党としては厳重注意だけで済ませたようだ。
この27日の会合では、前出フジTV報道によれば、ロシア大使館の公使参事官(右横写真の中央人物。ロシア大使館の公式ポストから)も講演し、「前線の現状や、特別軍事作戦区域に隣接する地域に住む民間人に対してウクライナ当局が実行している犯罪について」も情報提供したという。また、その場にはロシアが併合した未承認国家「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の“国旗”も掲げられ、実質的にロシアによるウクライナ戦略を正当化する集会だったという。
そんなわけで、騙してまでわが国国会会議室でやるのかということで、この主催者などには猛烈な抗議、批判の声が起きている。
その主催は「日露善隣協会」で、会長を務めるのは田中健之氏(上写真の話している左人物)。
実は本紙・山岡とは知り合いで、田中氏が出版した、ロシアがウクライナに侵攻する前に行った親ロ派地域でのウクライナ人虐殺に関する書籍を紹介したことがある。
その田中氏から、この件で連絡があり、「池畑議員は批判をかわすために嘘をついています。予約してもらうに際し、パンフレット(左横写真)も渡し、最初からドンバス地方の人道的復興支援を考えるための報告と対話の場であることを伝えていました。しかも、私の認識としては、維新の幹部または池畑議員の上席者にも相談して決めており、にも拘わらず、こちらには何ら確認せず、池畑議員の言い分を追認する維新という政党もとんでもないと思います」と。証拠もあるという(以下に、そのLINE記録転載)。



