本日、「読売」が、1月23日召集予定の通常国会の冒頭で、高市早苗首相が衆議院を解散する検討に入ったと報じている。
そして、政府関係者の話として、衆院選の日程は「1月27日公示、2月8日投開票」または「2月3日公示、15日投開票」の案が浮上しているとも報じている。
「読売」といえば、昨年7月23日、号外まで出して、石破茂首相(当時)が退陣する意向を固めたと報じた「誤報」が思い出される。だが、少なくとも高市首相が23日冒頭解散を検討しているのは間違いない。
というのは、以下に転載したように、選挙を司る総務省自治行政局選挙部が、各都道府県選挙管理委員会の方へ、10日付で、「読売」報道の内容、スケジュールで、衆院総選挙の準備を進めておくように指示を出しているからだ。
それにしても、なぜ今、解散なのか?
7割を超える高い内閣支持率が続くなか、衆議院の議席回復をしたいという思いがあることは容易に想像できる。
しかしながら、現在発売中の『週刊文春』が巻頭の特集記事、タイトル「『高市総裁が天の願い』統一教会マル秘報告書」(右下写真。4頁)で報じているように、統一教会(現「世界平和統一家庭連合)の3200頁にも及ぶ内部文書(韓国本部№2が、世界各地の教団から届く連絡事項をまとめたもの。2018年から22年分)には、高市首相のことが32回も登場。そして、何よりそのなかで、「高市氏が自民党総裁(=首相。*編集部注)になることが天の最大の願いである」と記されているのだ。
そして、高市首相が統一教会にそこまで期待されたのは、安倍晋三元首相が統一教会と最も懇意な政治家で、高市首相はその安倍元首相が最大の後ろ盾で、安倍氏自身、統一教会に<高市早苗を応援して欲しいと、実に熱心に本人が直接電話をかけています>(徳野統一教会会長=当時)と記されているような関係だったからだろう。
その2人の親密ぶりは、1月5日、高市首相が伊勢神宮を参拝した際、安倍元首相の遺影を公衆の面前で掲げ(冒頭写真)、その行動につき、「もう一度、伊勢神宮に連れて来てあげたかった」との参拝後の記者会見での高市氏の発言からも明らか。もっとも、この行為については、「笑顔が異様」、「死者まで人気取りに利用するのか」といった批判の声も大きい。
本紙は、そもそも7割もの支持率は、その世論調査のやり方自体に問題があると思っているが、その結果、議席回復となれば、高市首相が「日本維新の会」等と組み憲法改正を目指すのは間違いない。
だが、カルトの統一教会に取り込まれる程度の2人に、わが国を担う資格がそもそもあるのか?
しかも高市首相に至っては、安倍元首相さえ触れなかった憲法違反の台湾有事につき暴言を吐き、殊更日中関係を悪化させている。
いずれにしろ、本当に7割もの支持率があるのか、高市首相が本気でそう思っているのなら、総選挙で国民に信を問えばいい。



