アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「北浜キャピタルパートナーズ」U氏オーナー説の更なる証拠

北浜キャピタルパートナーズ」(旧「燦キャピタルマネージメント」。2134。東証スタンダード。大阪市中央区。疑義注記。以下、当時の旧名を略した燦キャピ表記)を被告とする総額1億1650万円の損賠賠償請求事件につき取材していたところ、驚くべき事実が浮上して来た。
12月4日の証人尋問において、まず最初に証人尋問に立った福吉氏から、燦キャピの裏のオーナーはあのU氏(*当局は反社会勢力と見ている)との爆弾発言が飛び出した
それだけでも十分に驚きだが、さらに、最後の原告・池田清志氏本人の反対尋問では、突如、池田氏と、山口組最大組織「弘道会」(名古屋)直系組織「野内組」(岐阜市)の舎弟頭補佐(当時)だった中村外喜治(松浦誠治)氏(右下写真)との電話会話の音声記録が証拠として出され、それを元に、実際の債権額は1650万円に過ぎず、残りの1億円は闇金利子ではないかとの質問が飛び出した。
その指定暴力団有力組織幹部(当時)は、燦キャピのオーナーとされるU氏と仲良しの関係。原告は「知人」と答えていたが、原告は素人だ。そんな幹部から、半ば脅しながら、そもそも債権は1650万円だけと誤導するような会話をされても、それは違うとハッキリといえないことは明らかだろう。そんな音声記録を“隠し玉”として後出しして来た被告・燦キャピ(*繰り返すが東証スタンダード上場企業である)の手法は、一般常識からすれば逆効果のはずで、ここまで来るともはや唖然とせざるを得ない。繰り返すが、中村こと松浦氏とU氏は仲良しの関係であることから、この音声記録は、U氏の意を受けて中村こと松浦氏が原告に電話して録音したと思われる。そんなものを上場企業が証拠に使うだろうか!?
 本紙がここまで強くいうのは、これまでの複数の関係者への取材や裏づけ証拠などから、原告の債権が1億1650万円であることはまず間違いないと思っているからだ。
ところで、証人尋問の後、12月22日には和解協議があったようだ。
裁判官が提案したと思っていたら、被告・燦キャピ側が持ちかけたとのこと。
燦キャピは債務は1650万円だけで、その1650万円にしても返却済みと主張していたはずだから、それで和解を持ちかけること自体不可解だ。
もっとも、支払うといっているのは微々たる額のようだから、原告が応じることはないのではないか。
以下、証人尋問後の追加取材で、「北浜キャピタルパートナーズ」U氏オーナー説の更なる証言、証拠などを得たので報告する。

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