アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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兄貴に揉み消してもらった!?  未だ結論出ない、「国民民主」玉木代表実弟の投資詐欺告訴案件

玉木雄一郎代表率いる「国民民主党」が、先の参議院選挙で4倍超の17議席を獲得。これに対し、自民党は衆議院に続き参議院でも公明党と併せても過半数に足りない状況に。
そんななか、自民党のなかには下野論も出る一方で、石破茂首相以外の者が新たな首相になっても長く持たないということで、ならば、次期衆院選で過半数を取り戻すことを想定し、それまで国民民主と連立を組み、玉木氏を総理に担ぐとの構想が俄かに現実味を帯びて来ている。
その上で、玉木氏にとって火種になりかねないのが、本紙が徹底追及している実弟・玉木秀樹氏(冒頭左写真)の詐欺疑惑だ。
それはそうだろう。本紙既報のように、被害者は皆、実弟の「兄貴は国民民主の玉木」とのフレーズを信用して投資。しかも、玉木代表は遅くとも2024年前半にはこの実弟の詐欺疑惑を把握し、自分の顧問弁護士を使い処理しようとしたが、被害件数が余りに多く投げ出した模様。にも拘わらず、表向き「弟の件は知らない」では済むはずがないだろう。
しかも、多数あるなかの1件は、すでに神奈川県警本部で正式に受理され(右下写真=告訴状)、捜査中だ。
そこで、本紙には、参院選での国民民主の大躍進後、複数の永田町関係者から「捜査はどうなっているのか!?」と問い合わせが。
結論を先に言えば、この告訴案件、正式に受理になったのは昨年11月のことだから、とっくに動きがあっていいと思うのだが……。
「一般に詐欺のハードルは高いといわれるが、この3000万円の投資詐欺の件はすべて銀行口座でカネの流れが把握できる。また、我々証言者も多数いる。ですから、これで逮捕できないとなれば、無能か、政治的圧力かどちらかしかない。
私は最初から、神奈川県警はあてにならないと思い、警視庁に持ち込めといっていたんですが……」(告訴人関係者)

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