アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「太田房江が選挙買収工作疑惑」(『週刊ポスト』5月30日号)

今出ている『週刊ポスト』が4P割いて、元大阪府知事の太田房江氏(73)の選挙買収工作疑惑を報じている。
7月に参議院選挙が迫っている。
そのなかでも注目されるのが、改選4で、候補者9人が決まっている大阪選挙区だという。
太田元知事は13年参院選に比例区、19年に大阪選挙区から自民党公認で出て現在2期目。自民党参院副幹事長を務めるが、19年参院選の時、地元の地方議員にカネを渡すから選挙応援(つまり票のとりまとめ)を頼むと言われたとの証言があり、この7月の3期目の選挙でもすでに同様の証言が出ているという。
これが事実なら、同じく6年前の参院選(広島選挙区)で公選法違反(買収)に問われた河井克行・河井案里夫婦と同罪という。
実は本紙では、この件、すでに2022年3月2日に報じている。19年参院選の時のことで、渡した、または渡そうとした相手もポスト記事と匿名ながら極めて似ている。
地元では有名な話のようで、週刊ポストは明日発売号でも続報しているという。ただし、取材に行き詰っているのか、コラム程度になっているそうだが。
太田議員は、ポスト記事は証言のみしかなく、それも匿名のため、「全くの虚偽」、「公認を妨害せんとするための捏造」と完全否定。
ただし、青山繁晴・大阪府連会長も、太田議員に関するそうした噂は耳にタコが出来るくらい聞いているとして太田氏の出馬に否定的で、党本部でキチっと調査すべきとしている。(もっとも、本紙既報のように、安倍チルドレンだった青山氏も毀誉褒貶が激しいのだが)。

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