アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「ベクトル」西江会長借金漬け――スクープした『FACTA』が触れてなかった注目人物

 5月20日に発行された会員制の月刊総合情報誌『FACTA』(6月号)が、「ベクトル」(6058。東証プライム。東京都港区)の創業者で代表取締役会長兼社長・西江肇司氏(冒頭右写真。56)のことを2Pで取り上げている。
同社はアジア最大規模のPR会社。
SNS、動画、インフルエンサーも活用し一気通貫のPRをしてくれるということで、同社は1993年3月設立ながら、2012年3月に上場。そして2025年2月期の売上高は約593億円、純利益は約42億円。業績は順調に伸びている。
ところが、その代表の西江氏が、約4割所有するベクトル株の実にほぼすべてを担保にしカネを借りまくり、すでに今年3月には東京都渋谷区の豪邸(冒頭左写真)まで手放しているという内容だ。
ただし、借金漬けの理由に関しては株式投資にのめり込んで、地面師被害に遭った、仮想通貨に大金を投じているといった話もある旨報じているだけで、真相はよくわからないという。
そんななか、本紙が注目するのは、FACTAではまったく触れていなかったが、「連帯保証人」の存在だ。

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