アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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浜田聡参議院議員、本紙既報「フジTVと反社」告発者と2回目対談。反社に関する音声データ公開。総務省は「我々の関知するところではない」

 本紙並びに本紙YouTube版では昨年8月、格闘技団体「RIZIN」の試合を中継するなかで(現在は中止)、同団体だけでなく、フジTVも反社会勢力と関係を持った重大疑惑を報じていたが、その件につき、浜田聡参議院議員(「NHKから国民を守る党」。当選1回。比例区)が4月30日、自分のYouTube生番組に告発者の峯岸一氏を招き、この件を取り上げたのは本紙既報の通り
そして5月13日、2度目の対談を行ったので追加報道する。
そのインパクトは、1度目の比ではない。
なぜなら、この2度目のYouTube生番組の概要欄に、RIZINが反社会勢力側から運営資金を借りトラブルになったこと、その結果、反社会勢力側がフジTVに対しそんなところの放送をするのかと圧力をかけたため社内調査が行われたもののゴールデンタイム枠での放送を復活させるために反社会勢力側を利した疑惑、さらにRIZIN側にもそうした反社会勢力を押えるための反社会勢力と言ってもいい者が裏顧問として付いていることを物語るなどの音声記録が聞けるようになっているからだ(ギガファイル4つ。計30分ほど)。
RIZINのその裏顧問と、RIZINにカネを貸していた元山口組系組員との会話で、そのなかで、わが国を代表する暴力団の名前(隠語も)も出て来ている。
ただし、ギガファイルは期限があり、保存しておかなければ5月18日(日)には再生できなくなるのでご注意を。
また、峯岸氏は、その音声記録に加え、その音声記録に名前が出ているフジTVにねじ込んだ反社会勢力側の者にも会い裏づけを取っているのだが、1回目のYouTube番組中、浜田議員はその峯岸氏に作ってもらったフジTVの反社疑惑についての質問状を総務省にメールしていた。
この2回目の番組で、浜田議員は総務省の回答が前日にやっとあったことを明かしている。その内容だが、「我々の関知するところではない」旨だったという。
言うまでもないことだが、総務省はフジTVを始めとする全国キーTV局の管理もするところ。そこが、これだけの疑惑が出ているにも拘わらず「関知しない」とはどういうことか?
それにしても、今回の音声データの公開、暴力団名やその密接交際企業名や関係者の実名なども一切伏せていない。大丈夫なのか!?
その点につき、峯岸氏はこの2回目の番組のなかで、本紙アクセスジャーナルのYouTube番組の視聴者はコアなファンに限定され1万ほどなのに対し、浜田議員のYouTubeはもっと一般人が多く、1回目のYouTube番組自体は2・9万ながら、それを取り上げた別のYouTube番組などでトータル50万ほどあり、これだけの視聴者がいるなか、もしも自分が襲われるようなことがあれば、他に原因はないだろうから、襲われるリスクは少ないと考え公開することを決心したと語っている。
同番組では、初めてこの疑惑につき知った方でも、問題の音声記録を聞く上で、最低限押えておきたい(そうすれば音声の意味を理解できる)ポイントが解説されている。
*ココをクリックすれば浜田議員の2回目のYouTube番組を観れます

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