アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

官僚OB3人らによる計5000万円以上のコンサル詐欺疑惑

 本紙に告発があり、取材したところ、被害者側が計5000万円以上支払い、何ら益がなかったことを認めたので、第1弾として報じておく。
というのも、このコンサル料を懐に入れた者の内2人は警察OB、内1人の警察庁キャリアOBは現役時代に首相秘書官など務めた大物だけに、実名報道をするとなれば、大きな政治的圧力がかかることも懸念されるからだ。
被害者当人も、「警察の権力が怖いので(告発は)絶対嫌だ」ということで泣き寝入りしていた。ところが、これを見かねた知人が被害者には断わらず、3人との「顧問契約書」コピーを本紙に送って来てくれたのだった。
本紙もそういう経緯故、被害者当人に当たっても証言してくれないと考え、最初は顧問契約書を送ってくれた知人に接触を試みた。だが、差出人とされる住所を訪ねても会うことが出来ず、ダメ元で被害者当人に当たったところ、その親族が応対してくれ、本紙に被害を認めた。
通常、コンサル料といえば、月5万円程度が相場だろう。
具体的な仕事をする場合、別途、その分は支払うということはあるが。
ところが、このケースでは、1年だけで2人に1000万円と2000万円、そして前出の首相秘書官もやったことがある警察庁キャリアOBには2200万円が支払われた。

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