本紙(本紙YouTube版も)で既報のように、大阪のお寺「正圓寺」の乗っ取り疑惑を巡る本紙と、「ユニテックス」(大阪市浪速区)、「ゼフィア」(大阪市淀川区)代表を務める中務稔也氏(冒頭写真は大勢の社員を引き連れお寺に乗り込んで来た時=2021年5月12日=の映像より。73)との名誉毀損訴訟の一審判決は、本紙はあくまで“疑惑”と報じていたのだが、東京地裁は「乗っ取りしている」旨断定して認めるなど、本紙の完全勝訴となった。
その判決が出たのが3月4日(火)。
そして、控訴期限は判決書が送達された日の翌日から2週間以内。ただし、控訴期間の最終日が土、日、祝日や年末年始の場合は、その翌日が最終となる。 いずれにしろ、とっくに控訴期限を過ぎているのに、本紙が中務氏の控訴の有無を報じないのは(本紙は完全勝訴なので控訴しなかった)裁判所が未だ結論を出していないからだ。
というのは、中務氏は控訴状を出しはしたそうだ。
だが、控訴期限を1日過ぎて出したそうだ。
控訴期限は厳密で、だから基本的に控訴は認められず、中務氏の敗訴確定となる。
むろん、弁護士がそんな基本中の基本のミスをするはずがない。
では、なぜそんなことになったのか?
また、なぜ裁判所は未だ結論を出していないのか?