アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(58)「直近の仕手株などの情報(一挙8銘柄)」

不動産投融資を軸に飲食、ゲーム、運送など収益源模索の「GFA」(8783。東証スタンダード。東京都港区)は2月14日、4月から現取締役の松田元氏が社長に就任予定とのIRを出した(創業者で社長の片田朋希氏は専務に)。筆者は松田氏との関わりはないため中立的な立場で述べるが、詳細は後ほど。その前に仕手筋の新たな動きをいくつか。
2月12日、中国仕手筋が関与していると思われる「スパンクリートコーポレーション」(5277。東証スタンダード。東京都文京区)がストップ高となった(冒頭写真)。しかし翌日は下落。それから、ほぼ同時に介入したと思われる「ソフトフロント」(2321。東証グロース。東京都千代田区)は2月13日こそ連想買いで上昇も14日は下落(下写真)。
中国筋の情報を集めるも、口座数が多過ぎる上に複数の証券会社を利用しているようで、全体像を把握するのは困難だ。1社10口座として、10社利用していれば100口座になる。一部ではウルフパックといわれるが、それは確かだ。しかし、会社支配を目的とした買い占めでなければウルフパックとはいえない。違法性はないと思う。
ところで、2月13日「オウケイウェイヴ」(3808。名証ネクスト。東京都港区)の四半期決算発表があった。上場廃止基準に該当し、上場廃止の可能性があるとのことで、対策の一つとしてオフィス移転を取り上げている(6頁)。
前述のように、松田氏はGFA社長に就任予定だが、その松田氏がオウケイウェイヴ社長時代、虎ノ門の新築ビルに引っ越した。低収益の同社には身分不相応な立派なオフィスで、傘下のOKプレミア証券(当時)も同居(その後に引っ越し)。仕手筋ご用達といわれたプレミア証券も赤字続きで結局、身売りした

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