アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(56)「中国系仕手筋が狙う新たな銘柄+近々に事件化? 銘柄も」

先週は中国系、国内系と仕手筋に動きがあったものの、株価は瞬間風速で伸びず。小型株の地合いが悪いからだろうか、仕手株への個人の参戦が限られたような動きに見える。
まずは 「ReYuu Japan」(旧「日本テレホン」(9425。東証スタンダード。大阪市北区)――1月20日から突如急騰しはじめ、1月26日には769円まで上昇。20日寄り付きから約2・6倍もの急騰。
これで、過去のシコリを解消したことになる。しかし、兜町界隈では「1000円までやる」と騒いでいたため高値掴みしてしまった投資家も多そうだ。1月31日終値は400円なので、ほぼ半値に下落。名古屋の某投資顧問会員はさぞかし儲かったことだろう。大物投資家T氏関連銘柄だったが、次のシコリ銘柄に移動するという噂だ。過去に仕掛けた銘柄を総チェックすべきか。
さて、中国筋はというと「スパンクリート コーポレーション」(冒頭写真。5277。東証スタンダード。東京都文京区)。建材用床、壁材のスパンクリート(穴あきPC板)大手に介入し、短期で急騰させるも売らずに保有したままという。しかし、某所で大量買い、某所で小口売りと全体像はつかめきれない。
クシム 」(2345。東証スタンダード)と田原弘貴取締役側の係争でも、クシム側はウルフパック方式を指摘しているが、中国系仕手筋の口座数はひじょうに多く、また証券会社もネットから対面まで何社も口座開設しているようで、実態をつかめるのは証券取引等監視委員会(SESC)と取引所ぐらいだろう。
しかし、これを放置している証券会社、SESCにも責任はあると思う。そしてスパンクリートの次の銘柄を仕込み始めたという噂だ。
また、街の投資顧問の広告、コンプライアンスに関東財務局はイラだっているという。これらについては以下で述べる。

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