アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大島会長と一部債権者が結託、実印盗用しクーデターか!?――『週刊文春』の「ミュゼ」役員全員解任報道は不正確

 本紙では昨2月16日、『週刊文春』が報じた、大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」(運営会社は「MPH」。三原孔明社長。東京都港区)の全取締役が解任されたとの報道につき、正確には法人登記の役員変更を持って解任であり、それゆえ、未だ法人登記の役員変更がされていないので、文春報道は正確ではないとの記事を報じた
最初に結論をいえば、これは大島正人・ミュゼ会長と、一部債権者が結託、しかもミュゼの実印を盗んで、株主名簿、2月7日開催とする株主総会議事録を偽造した可能性もあるクーデターの結果で、『週刊文春』は三原社長への確認もせず(登記上は現在も三原社長以下、全役員は取締役のまま)報じた不正確なものであるようだ。
ただし、昨日の記事にはいろいろ誤りもあり、その後の取材で裏づけが取れたので、誤認部分は訂正し、そのクーデターの全貌の概略を報じる。
文春報道で出ていた「阿部博」なる者が何者であるかも判明した。
なお、ミュゼの現状だが、お台場の本社は現在、大島・阿部サイドが占拠。三原社長ら役員は入館カードを書き換えられたため2月12日以降出入りできない状態とのことだ。
こうした状態のなか、三原社長は相変わらず給与遅配が続くなか、2月10日に従業員に対し説明を行う予定だったが中止になり、逆に2月14日、大島・阿部サイドによる従業員への「三原社長ら全取締役は解任された」旨の書類が配られたようだ。

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