「ラジオ日経」、各経済雑誌などに登場したこともある某経済評論家(?)が某投資顧問と組んでいるようで、その内容は「9日営業日で株価1・4倍以上。紹介料4万9千円」などと金商法スレスレの煽った内容を謳っている。多くの投資顧問は煽らないように言葉を抑えての営業だが、ここは酷いのではないか? 以前、営業停止処分を受けたことがあるが、反省していないようだ。そのまま続けるなら、実名で指摘するつもりだ。
さて先週号でも少し言及した「Birdman」(7063。東証グロース)だが、12月11、12日と上昇したことで、大物投資家が再度仕掛けるとの観測が出るも、当分はやらないとの噂が広がり一転売られる。詳しくはまだ言えないが、その噂通りの模様だ。ただし、それが半年先なのか、1年先なのかは現状分からない。
次は11月末から再び動き始めた「海帆」(3133。東証グロース)。前出・Birdmanとの関連も指摘されているが、700円あたりからすでに3割近く上昇(冒頭写真)。押し目はあるだろうが、事情通の話では2000円~3000円に持っていくという。
それから、このところ度々取り上げている「REVOLUTION」(8894。東証スタンダード)だが、12月13日に予定されていた決算発表が延期され、その日は大幅安となった。今後の情報はまだ入っていないので、見通しは分からない。しかし、別の意味で失望売りとなったのは間違いない。REVOLUTIONに関与している仕手筋は「ACSL」(6232。東証グロース)にも介入しているということだが、こちらも12月13日は一時的に連れ安も2円安と堅調だった。
以下、これらについてはもう少し踏み込んで説明したい。
それから、先週号で予告した「フィスコ」(3807。東証グロース)、「クシム」(2345。東証スタンダード。旧SJI、CAICA)、「倉元製作所」(5216。東証スタンダード)も絡む件についてはとりあえず概要を解説しておく。