アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(46)「先週の仕手株情報など」

先週は、トランプ次期大統領が暗号資産を優遇するとの思惑で、さ傘下に暗号資産交換業「コインチェック」を持つ「マネックスグループ」(8698。東証プライム。東京都港区)など関連銘柄が急騰(冒頭写真=マネックス)。
また22日には「セブン&アイ・ホールディングス」(3382。東証プライム。東京都千代田区)は有名投資家のポストがきっかけで上昇。相変わらず大衆投資家はSNSに惑わされ、人気絶頂の高値銘柄に飛びつく。これではいつになっても儲からないだろう。投資家は自分で考える癖をつけないとダメだ。有名評論家のなかにもレポートや新聞から情報を寄せ集めてまとめただけの中身空っぽの有料noteもあるようだが、有名、フォロワー数が多いというだけで飛びつく投資家にも問題はある。良い情報はほとんど無名アカウントかフォロワーが少ないものだ。その良い情報を理解することができないのが、大衆愚民投資家であろう。
さて、先週は「REVOLUTION」(8894。東証スタンダード。東京都千代田区。旧社名「原弘産」)が11月21日高値を更新も下落。また、このところ毎週取り上げていた「ACSL」(6232。東証グロース。東京都江戸川区)も22日下落。詳しくはいえないが、ACSLは、恐らく関係仕手筋と親しい事情通ほど売れずに失敗するかと思う。仕手筋は最後の最後に側近を騙すものだ。
冒頭で暗号資産株が急騰と述べたが、「リミックスポイント 」(3825.東証スタンダード。東京都港区)も急騰した。筆者は過去のやばい時代の同社を知っているので、急騰には過去の何らかのしがらみがあるのかと疑いたくなる。もう10年くらい前だろうか。同社には反社会勢力が影の支配者として君臨していたとも。表には故・國重惇史氏(旧「住友銀行」元取締役→「楽天」元副社長)が社長に就任。しかし、株価低迷を反社の陰のオーナーから責められていたという。今だから言えるが、国重氏が階段から落ちて入院したことがあったが反社にボコられたとの説もあった。その反社の元締めも数年前に亡くなったが。そのこと、よく兜町にあった仕手筋ご用達証券に出入りしていたという。
さて、仕手筋に新たな動きがあった。

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