アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

ザイン“教祖”を自衛隊戦車に試乗させていた高島望氏

●1999年、自衛隊の富士学校で

ともかく、写真をご覧いただきたい。
 戦車の左に乗っているのが、最近、複数の週刊誌で「全裸SEX教団」等と告発されている「ザイン」(本部・静岡県沼津市)なる団体の“教祖”・小島露観氏(=伯魔壬旭)。
そして、右のふっくらした顔立ちの男性が、実は高島望氏なのだ。
そう、武富士前会長・武井保雄の娘婿で、現在、政治家になるべく浪人生活を続けながら、わが国の安全保障問題や危機管理を研究する「千年塾」(東京都目黒区)なる任意団体を主宰している。退役軍人の集まりである社団法人「日本郷友連盟」の参与にも就いている。
1999年4月、自衛隊の富士学校で90式という最新戦車での一コマ。
もちろん、松下政経塾出身(5期生)で、政財界に太い人脈を持つ高島氏の仲介あってのことだ。
だが、同団体は霊感商法(詐欺)や性的虐待疑惑もそうだが、何より、小島氏は今でも著書の中で「自衛隊はシビリアンコントロールから脱せよ!」と叫ぶだけでなく、90年半ばまで私兵を組織し、日本転覆を公然と説き、公安からマークされていた人物。現在、声高に叫んではいないものの、クーデター計画の持論はいまも捨てていないと見られる。こんな人物を招待する高島氏も高島氏だが、受け入れる自衛隊も自衛隊だ。

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