アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(42)「株価低迷で、仕手株活発化」

ハコモノ企業に介入した仕手筋のいくつかは、長引く株価低迷で行き詰っているようだ。IR出してもイナゴがつかず、株価は反応なし。長引くと毎度のことで内紛が勃発。また、資金繰りが厳しくなった仕手筋も出て来ているようだ。
先々週はシュークリームの「ヒロタグループホールディングス」(3346。名証ネクスト。東京都千代田区。旧「21LADY」)がクロス取引で玉移動したという(買い手は不明)。このような動きが、今後も出て来そうだ。
ところで、先週まで数回取り上げて来た「REVOLUTION」(8894。東証スタンダード。東京都千代田区。旧社名「原弘産」)は株主優待として大盤振る舞いのクオカード進呈を発表し、10月24、25日と2日連続ストップ高(冒頭写真)。無配継続のハコモノがクオカードとは矛盾しているが、40円前後で買い集めた関係者は成功だ。また10株を1株に併合することで、信用買い残を激減させる効果もあった。
これは低位ハコモノ企業にとって良い例になったかも知れない。なお、増資引き受けを除く関係者は1回目のストップ高では売却していないそうだ。2回目のストップ高での情報は入っていないが、出来高から見て売っていないだろう。
さて、本題に戻そう。昨年中国筋が介入したと思われるあるハコモノに新たな動きが出て来たようだ。なお、情報元への配慮もあり、表現は緩くさせていただく。

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