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安倍元首相後継・吉田議員、「比例九州ブロック」打診で落選危機

 石破茂新政権で官房長官続投が決まった林芳正氏は10月6日(日)、急遽、地元の山口県入りした。
選挙区(山口3区)である長門市、山陽小野田市、美祢市に続き、最大の選挙区・下関市では午後4時45分から、JR下関駅前のシーモールパレスにて「林よしまさ先生を囲む会」を実施。そして、その日のうちに帰京した。
冒頭に掲げた写真は、その会に来賓として出席した前田晋太郎・下関市長があいさつをしているところ(右側が林氏と妻)。
前田市長といえば、バリバリの安倍チルドレンだった
だが、この日はしっかり来賓としてあいさつまでしていたわけだ。
他に来賓としては柳居俊学・県議会議長も。出席者のなかには、自民党山口県連会長代行・塩満久雄氏、幹事長・友田有氏もいた。友田氏もそもそも旧安倍派どころか、安倍氏死去後、最有力後継者としてその名が上がっていた人物。
石破新政権の閣僚に旧安倍派が1人も入らないどころか、総選挙で政治資金収支報告書不記載議員の一部を公認しない方針に対し、旧安倍派から「権力乱用」の声が出ているが、法律違反をしておいてよく言うよだが、ともかく安倍氏後継の吉田氏だけでなく、旧安倍派の凋落ぶりはもはや底なしの状況だ。
吉田氏については、地元で安倍氏が元気な時から安倍派VS林派の暗闘が続くなか、安倍氏死去後も林氏支持に回らず、先の自民党総裁選でも林氏でなく、小林鷹之前経済安全保障担(旧二階派)支持に回ったことが大きいようだ。

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