●予定通り、5月10日、山口県警に刑事告発
本紙予告通り、山口県下関市の市議(無所属)等は5月10日、山口県警小串署に、同市の自民党市議等12名を公選法違反の疑いで告訴し、受理された。
入手した告発状等によれば、今年3月18日、下関市豊浦町川棚中央所在の豊浦総合支所2階第一会議室において、自民党豊浦支部長の被告発人・岩崎義男(県警OB)と同幹事長の同・戸澤昭夫は、集まった、同じく被告発人である自民党の同市市議10名に対し、当選した江島潔下関市長への選挙応援を無届のまま依頼し、現金5000円ないし7000円を渡したという。
岩崎支部長は新聞の取材に対し、「後援活動の労務費として渡したつもりで、違法性はない」と反論している。しかしながら、カネを渡したこと自体は認めている。
なお、カネを受け取ったとされる10名は以下の通り。