アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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“安倍離れ”を象徴する介護連山口県支部設立総会と支部長

 報告がすっかり遅くなってしまったが、6月22日、介護事業者による団体「全国介護事業者連盟」の山口県支部が設立され、その設立集会が下関市であり関係者などおよそ300人が出席した。
山口県支部は昨年12月、全国で46番目に設立され、その山口県支部長には斉藤昌昭氏(冒頭写真。「セービング」会長)が選ばれた。県内の介護事業者およそ100法人が加盟している。
この設立総会では、林芳正官房長官によるビデオメッセージが流れた。また岸田文雄首相ほか、武見敬三厚労大臣の祝電が披露された。
来賓として江島潔参議院議員、村岡嗣政山口県知事、柳居俊学山口県議会議長なども見え、祝辞を述べた。
それから終了後の懇親会には、林官房長官の裕子夫人吉田真次衆議院議員、杉田水脈衆議院議員、島田教明山口県議会副議長も顔を見せた。
こうした顔ぶれを見ただけでも、嫌らしい見方と思われるかも知れないが、この介護利権がいかに有望なものであるか窺い知れるだろう。
地元事情通が解説する。
「支部長に選ばれた斉藤氏はそもそもは土建屋で、安倍派でした。安倍派の県会議員で、自民党山口県連幹事長・友田有氏の後援会有力幹部、また安倍元首相後援会の有力後援者だったんです。それが今では林官房長官に、県会議員も林派の塩満久男氏に乗り換えています」

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