本紙・山岡の実践空手の師匠だった「英真会」の吉田俊英館長が1月31日に死去した。享年52。
昨年12月31日、岩手県盛岡市の実家に帰省中、脳梗塞で倒れた。その際は重症とは聞いてなく、正月休み明けにはリハビリ中で、数カ月で戻れると親族から連絡がありホッとしていたところ、突如、逝去と聞き本当に驚いた。
本紙・山岡は約15年前、「英真会」立ち上げと同時に入会し、以来、毎週のように練習で顔を合わせていた。他人でこれだけ長く、頻繁に顔を合わせていた者は、アクセスジャーナルのスタッフ1人以外にいない。未だ信じられず、本当にショックだ。
49歳で空手を始め、出来の悪い弟子なのに、本当に温かく接してくれ、「つきあうから、死ぬまで空手を一緒にやりましょう」と言われ、空手は生きる上での糧になっていた。それが突如、一回り若い頑強な師匠の方が先に逝くのだから、本当に世の中不平等だと思う。人間的にも、本当に裏表のない、やさしく、優れた人だった。
3月20日、妹さんが中心になり親族が遺骨を持って上京され、東京の友人のために「お別れ会」を高円寺でやってくれた。
空手、格闘技、本業のとび職、参加していた歴史探訪「江戸ブラ会」など100名近い関係者が集まり、故人がどれだけ親しまれていたか、改めて実感した次第です。
本当にお世話になりました。合掌。