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上場企業結婚式場でトラブル――新郎が激怒し「どちらが正しいか世間に是非を問う」と宣言

 昨年10月1日(日)、A氏夫婦は兵庫県神戸市の「ラヴィマーナ神戸」で結婚式、そして披露宴を行った。
同施設は東証スタンダードに上場している「エスクリ」(2196。東京都中央区)が婚礼を行う全国の直営施設11の1つ。
エスクリはこのブライダル関連事業が売上の9割近く。2003年6月設立ながら、10年3月に上場。北尾吉孝氏率いる「SBIホールディングス」(8473。東証プライム)と、貸会議室大手「ティーケービー」(3479。東証グロース)と資本業務提携しており、エスクリの筆頭株主はSBIHD(13%)、2位はティーケービー(12・3%)。創業者で会長の岩本博氏が7・4%と続く。
コロナ禍で21年3月期は売上高が約129億円で前年比6割も減り大幅赤字となったが、23年3月期は売上高約241億円、黒字と持ち直している。
それにしても、なぜ、新郎のA氏はタイトルのように、マスコミに訴えてまで(本紙の前に複数の大手マスコミに接触済)世間に是非を問うとまで激怒しているのか?
A氏によれば、最大の理由は、チャペル(結婚式場)をエスクリが間違えたことだという。
神戸の施設には、海をイメージした「ブルービジュー」(冒頭左写真。収容人数66名)と、森をイメージした「アーリオス」(同右写真。同96名)と名づけた2つのチャペルがある。
「妻はブルービジューを希望しました。ただし、収容人数が少ないので、立たせる人が出たらマズいとボクは反対し、すぐ決めなかったのは事実です。しかし、エスクリの案内(横右下写真)や、出してもらった案内状(横右上写真)、その他のオーダー書類にも明記されているようにブルービジューに決めていたのは明らか。ところが、当日行くと、それは間違いだといわれ、結局、アーリオスで式を上げることになったのです」(A氏)
だが、新婦はブルービジューの方にこだわっていた。当然、頼んだ、違うとトラブルに。その他、A氏の希望する髪型でやってもらえず、結局、やり直しになるなど時間を取られ、挙式は約40分、披露宴は1時間半近くも遅れ、帰宅の関係で二次会に参加できない招待客が多数出る事態にも。また2次会自体も2時間の予定が1時間半に短縮に。
さらに不満はあるという。

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