アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「イメージ ワン」に関する「告発文書」の正しさを裏づける証拠を入手

 昨年9月、突如、社長の島岡潤氏と、取締役の山川太郎氏が不正行為をした疑惑があるとして、それぞれ社長を解職、取締役を停止した「イメージ ワン」(2667。東証スタンダード。東京都品川区)--現在も、その真偽を調べるために同社が設けた第三者委員会は調査中だが、そんな最中、本紙ではまず昨年12月14日、「告発文書」を紹介。さらにこの1月6日には、昨年12月26日開催のイメージ ワン定時株主総会で島岡氏は発言しようとしたものの会社側がマイクを実力行使で奪い封じ込めたが、その発言のために用意した下書きメモを本紙は入手し公開した。
こうした取材のなかで、本紙はこのイメージ ワンのゴタゴタは、同社の裏のオーナーといっていい「日壁善博」なる者が、自分の意に添わなくなった島岡氏を追放すべく仕掛けたもので、それに現社長の川倉歩氏ら経営陣の大半が従い、さらに大塚和成弁護士率いる「OMM法律事務所」と関係メンバーが協力しているのでないかという構図が浮かび上がって来ている。
 今回報じるのは、すでに報じた「告発文書」のなかで、大野雅弘取締役(元みずほ銀行名古屋営業部副部長)と、山崎一玄執行役員(横写真。元阪神タイガーズ投手)が、昨年7月のボーナス支給時、勝手に自分への支給額を増やして受け取ったと記されているのだが、その裏づけ資料を入手したので公開、解説する内容。

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