ザ・ドリフターズの仲本工事の妻とは、演歌歌手の三代純歌のこと。
年明けの1月29日、「リーダーズノート出版」(東京都豊島区)からで、著書のタイトルは『笑顔の人 仲本工事さんとの真実』(1690円。税込。220頁)とのこと。
おとなしいタイトルだが、帯には「週刊新潮の報道から1年」、「すべてを何一つ隠さず語ります」との文字が。
そう、『週刊新潮』が、三代のことを「モンスター妻」と報じたのは2022年10月13日発売号で。
27歳年下の三代は家出して、残された高齢の仲本が放置され家はゴミ屋敷状態に。仲本の寝る部屋に監視カメラを設置した虐待。犬・猫も置き去り。仲本のカードで頻繁に1度に20万円もの買い物。家賃1年滞納で火の車。ビートルズの前座を務めた時に引いたギターを売却などの内容の記事が載った。
仲本が交通事故で死去したのは、この新潮記事が出てから6日後のことだった(享年81)。
リーダーズノートから送られて来たプレスリリースによれば、この『週刊新潮』記事に、仲本の死、それに新潮に追随する週刊誌に捏造された証言が載り、三代は死を考えるほど追い詰められていったという。
そして、今回の出版に関しても、すでに『女性自身』が、「元内縁妻が“ドリフへ復讐”暴露本を書き上げていた」というタイトルの記事を書き、今なお三代を追い込んでいるという。
その三代は、『週刊新潮』に「ウソを平然とつく人」と全国で報じられたことがよほど屈辱的だったようで、「この本には、何一つ、包み隠さず書きました」と語っていたという。