アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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林官房長官の地元後援企業に関する情報+ガス管工事会社

 本紙では12月15日、選挙事務所開設絡みで、林芳正官房長官の地元・山口県下関市の有力後援企業「コムズコーポレ―ション」、それと共に、このコムズの親会社的立場にある「野口工務店」(東京都江東区)も取り上げた。
右下に掲げたのは、林氏がまだ参議院議員だった時に代表を務めていた自民党山口県参院選挙区第2支部の政治資金収支報告書(2021年分)の寄付企業の一部。
黄色マーカーの、いずれも100万円寄付している「コムズコーポレーション」「野口工務店」、それに「アカマツ興産」、「住吉工業」が、地元では林氏後援4大企業と言われる。
もう1社、同じく100万円寄付しているところとして「住吉運輸」があるが、これは住吉工業と同住所であることから察せらえるように住吉工業グループ企業で、同グループが最も会社規模が大きい。それから、アカマツ興産は不動産会社で野口工務店系列。
 なお、一番寄付額が多いのは300万円の「安成工務店」だが、元々は江島潔参議院議員が下関市長時代に同氏に食い込んでいた江島ー安倍ライン派。林氏に”寝返った”のはわりと最近のことなので、5大企業とは言わないという。
今回は、まずはこの住吉工業について報じる。
すでに他のメディアで報じられていることだが、中国国営企業「上海電力」が山口県岩国市の岩国基地(海上自衛隊岩国航空基地と米海兵隊航空基地)近くに太陽光発電施設(メガソーラ)を建設し、経済安保上大丈夫かと懸念の声が出ているが、この工事を準大手ゼネコン「戸田建設」(1860。東証プライム。東京都中央区)の下請けとして「水谷建設」(三重県桑名市)と共に請け負ったのが同社。

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