アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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林官房長官の地元新事務所賃貸企業に関連する物騒な情報

 林芳正前外相(62)が、パー券裏ガネ問題(政治資金問題)で松野博一官房長官始め安倍派議員が軒並み岸田政権の主要ポストを辞任するなか、官房長官に就いたのはご存じの通り。
「まったくの想定外。岸田政権を支えてポスト岸田を狙うというが、官房長官は時の首相の女房役。岸田政権が倒れれば、その責任を共に背負うわけで、官房長官になった以上、次の首相はあり得ない。なのに、岸田政権というまさにドロ船に、なぜ乗ったのか?」(地元事情通)
それはともかく、本紙では11月3日、その林官房長官が、衆議院解散の可能性を見て、JR下関駅(山口県下関市)の近くに選挙事務所”を開設した件をスッパ抜いている
結果的に年内解散の可能性はなくなったのだが、その開設場所につき興味深い事実が判明したので報告する。
別の地元事情通が解説する。
「林さんが開設した新事務所は、現在、駐車場になっているところの一部に建っていますが、以前、ここには『山陽ホテル』がありました。JR山陽本線の前身、山陽鉄道が建てたわが国初のステーションホテル、かのアインシュタイン博士も来日した際に泊まった有名老舗ホテル。ですが、10数年前に解体され、以来、駐車場。土地はずっとJR西日本所有でした」
ところが、昨年4月、この一帯を「コムズコーポレーション」という地元企業が買収している(計9億円の根抵当権が付いている)。
この企業、地元事情通の間ではよく知られた林氏後援企業なのだ。
実際、林氏が参議院議員だった時に代表を務めていた自民党山口県参院選挙区第2支部の政治資金収支報告書(2021年分)を見ると、このコムズ社が100万円の寄付をしていることがわかる。
この駐車場を覗くと、「建築計画のお知らせ」が出ている(この写真は以下に)。
19階建の建物を2棟建てることになっているが、関係者によれば、それはマンションとのことだ。

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