アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(359回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(12月18日~12月22日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週の日経平均株価の終値は32,971円と、前稿比+663円(※前項▲1124→ ▲194→ +41→ +1017→ +618→ +958→ ▲267→ ▲1057→ +1321→ ▲863→ ▲545→ ▲1131→ +926→ ▲104→ +1087→ +173→ ▲1023→ +280→ ▲566→ +455→ ▲84→ +3→ ▲801→ +408→ ▲925→ +1441→+741→ +608→+108→ +1420→ +231→ +301→ +292→ +71→ +975→ ▲523→ +656→ +51→ ▲810→)の上昇となった。
ただ、週末金曜日の日経平均CFDは32,708円まで下がって引けている。はっきりいってこれは不可解。米株は崩れず、円安基調だったにもかかわらず下がったのだ。※直近安値は30,488円(※30,269円がCFD最安値)※CFD高値は2023年6月16日の34,003円。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、2,332Pと先週比+8P高。
NYダウは、週間で+1,057ドル高となる37,305ドル(※前稿比+2→ +856→ +443→ +222→ +1643→ ▲709→ ▲543→ +262→ ▲100→ ▲456→ ▲654→ +41→ ▲261→ +501→ ▲154→ ▲780→ +216→ ▲394→ +231→ +719→ +774→ ▲673→+681→ ▲572→+422)。なんと、年初来高値に。
ナスダック指数は、週間で+410P高となる14,814P(※前稿+99→ +54→ +126→ +327→ +320→ +835→ ▲340→ ▲424→ ▲24→ +212→ +7→ ▲496→ ▲54→ ▲270→ +441→ +300→ ▲354→ ▲264→ ▲408→ +284→ ▲80→ +452)。直近最安値は2022年10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。

さて今週も、先週の筆者の売買履歴の振り返りから始めたい。
月曜日(※日経平均+484円)。
日経平均は、朝から気配を上げていきAM9時20分に先物が32,900円手前で止まった際に、持ち越していた日経平均先物3月限を決済した。これは前稿に記したように、ドル円が146円に戻る前に、筆者が考える日経平均株価水準をオーバーシュートしたからだ。結果だけみれば、火曜日に33,170円までいったのでドンマイではあるが、天井で売ることは難しいし、600円の値幅が取れたので成功です。 また「住信SBIネット銀行」(7163)をナンピンする。同社に関しては現時点で隙がなく、明るい未来が見通せるように感じている。

水曜日(※日経平均+83円)。
朝イチで「アドバンテスト」(6857)をリカクした。米国の「ブロードコム」のおかげで半導体銘柄全般的に強い上昇となっていたが、この日の深夜にパウエルFOMCがあったので、ここで一回リカクして、また仕切り直す予定だった。実は筆者、今回のFOMCは、パウエル議長が強めの利下げけん制をするのではないかと考えていた。それは今回、ドットチャートがでるからだ。ドットチャートは各委員の考えをそのまま反映するため、利下げムードが強くなってしまうため、それを踏まえパウエル議長がインフレ再燃を避けるかのように記者会見で市場をけん制するものだと考えていたのだ。ところが…。

木曜日(※日経平均-240円)。
FOMCの結果、ドットチャートは市場の2024年で4、5回の利下げ予想よりも控えめの3回の利下げ予想だったが、パウエル氏が記者会見で、「今回のFOMCでは利下げの開始時期を協議した」、と、これまでのハイ&ロンガーを覆す発言をした。加えて、「景気がよいままでもインフレが落ち着きさえすれば利下げがありえるよ」、と示唆するような発言をしたのだ。筆者の事前予想とは大きく異なる、完全ならハト派会見であった。

この結果、米国市場はラッセル指数が+3.52%とすごい勢いで帰ってきた。半導体SOX指数も気が狂ったかのような上昇を継続している。米国債の利回りも、長短ともに強く下がっていた。

そこで筆者は、木曜日の寄り付きで「グロース指数3月限」の先物を購入した。朝から寄り付かず、すごい買い意欲の強いギャップUPとなっていたため、100%これは初動の動きだと考えた。また「アドバンテスト」も成り行きで購入。
そして場が始まって「IS米国債20年ヘッジ」(2621)が、+1.99%で寄り付いて、その後すぐに少し下がった。前日の米国市場では、10年債利回りは-4.54%で、30年債利回りは-3.04%となっていたことを記憶していたため、「これはミスプライスではないの!?」と筆者は強気にでっかく購入。返す刀で、IPOの不祥事が出て前日下げて、下げ止まったかのような動きをしていた「SBIHD」(8473)を打診買い。

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