アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「ルフィ」への口止め関与――悪徳弁護士の前科・前歴

 今年2月下旬、警視庁原宿警察署内の面会室で、広域強盗事件の指示役のあの「ルフィ」こと今村磨人被告(強盗致死罪などで起訴)と接見した際の行為が証拠隠滅(刑法104条)に当たるとして、警視庁が11月28日、広島県東広島市の弁護士自宅や事務所を家宅捜索したことは、大手マスコミで大きく報じられたのでご存じのことだろう。
すでにSNSでは詳しく報じられているが、この弁護士、前代未聞といってもいい悪党のようなので、本紙でも調べてみた。
大手マスコミのなかには、実名を伏せているところもあるが、加島康介弁護士(冒頭写真。48)。広島弁護士会所属で、2007年弁護士登録。
まず呆れるのは、加島弁護士はルフィの弁護人ではなく、自分がフィリピンにおける元暴力団組員などで構成される「JPドラゴン」なる組織にルフィの口止めを頼まれ、弁護士は被告と2人きりで、看守など第3者を入れず接見できる権利を悪用し、持ち込んだスマホを介して、JPドラゴン幹部が「俺らのことはしゃべるな!」とルフィに伝えさせ、口止めに協力したとされる。
さらに呆れるのは、加島弁護士、この時、自身も被告人の身だったこと。ただし、この時は保釈中だった。
しかも、その容疑がとんでもない。
弁護士の身分で、あの新型コロナ禍に伴なう持続化給付金などで約1990万円を不正受給した詐欺容疑。
加島弁護士、サイドビジネスでホテル経営やキャバレーをやっていたことにして、要するに、収入減少ではなく、そういうふうに装い、もう1人の会社社長と共謀し(ただし加島弁護士が主導)、法人の持続化給付金(1社100万円)、それに家賃支援給付金も含め騙し取っていた。
そして、今年6月27日、広島地裁で懲役3年6月の実刑判決を受けている。
むろん、弁護士ともあろう者が、コロナ給付金詐欺で捕まったこと自体、他に例がない。

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