アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(949)「先週の仕手株動向など」

この連載では3週前から取り上げている(推奨・注目の類ではない)「クオンタムソリューションズ」(2338。東証スタンダード。東京都千代田区)が相変わらず急騰している(冒頭写真)。
上がると、「自分がやっている」と便乗するブローカーが出て来るのは毎度のことだが、今回も公認会計士・能勢元氏のお友だちのH氏が、「3000円で玉移動する。そこからが上げ本番」といってるようだ。既に急騰しているのにそこから? とは、はめ込みを疑うのは筆者だけだろうか? このH氏、兜町界隈では結構名の知れた大和証券出身のブローカー。まずは、お手並み拝見としよう。
このクオンタムの内容は、もうどうしようもないくらいガタガタだ。売上高はわずか2億円ほどで、だが急騰しているので時価総額は約382億円。フリーキャッシュフローは8・56億円もの赤字。純資産は約4億円しかないので、破綻してもおかしくない財務内容だ。それなのに、この急騰?
読者のみなさんは買わないように。
クオンタムは以前もお伝えしたが、中国人の買いだ。しかし、ネット上では中国人絡みでは騒がれず、某有名商材屋銘柄になっている。

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