アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「クオンタムソリューションズ」株価急騰――直前の発行新株予約権価格算定はあの能勢氏のお友だち

 本紙連載「宝田陽平の兜町アンダーワールド」でも9月に入り少し触れていたが、関与がよりハッキリしたので取り上げる。
「クオンタムソリューションズ」(2338。東証スタンダード。東京都千代田区)が9月に入って急騰している。
それまで800円ほどだったのが以来2カ月近く急騰し続け、10月20日終値は2800円。軽く3倍以上になっている(右下写真)。
9月4日、シンガポールの世界トップクラスのサーバーメーカーと販売代理店契約を結んだとIRしたことが契機に、個別材料や決算発表を手掛かりに上昇基調となったとの評もある。しかし、代理店契約は非独占的なものだし、決算も良くない。
そもそも同社は赤字続きで、継続前提に疑義注記。
 これという株価が上がる材料は見当たらない。
むしろ、ウルフ村田などが煽り、それに仕手株狙いの一般株主が乗っかっているのが主因と見ていいだろう。
このウルフ村田、そして本紙が把握した他の関与が指摘される中国人などのメンバー、それに7月28日にIRされた新株予約権(行使価格は1株800円。すべて行使されれば調達資金は約53億円。稀薄化率は約48%)の株価算定を、「東京フィナンシャル・アドバイザー」(東京FA)代表・能勢元氏のお友だちがしていることなど思えば、

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