アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<芸能ミニ情報>第119回「自宅売却を模索する最後の大スター・小林旭」(2)

 本紙では6月2日、“最後の大スター”小林旭(右下写真。84)が、東京都世田谷区奥沢の豪邸(冒頭写真)売却を模索しているとの記事を出している
キチンと仲介会社に頼んでいるのではなく、あくまで個人的なツテでやっていることもあり、「模索」と表現したのだが、関係者によれば、運よく売却先が見つかったという。
「相手はマンション販売などを行っているS社(東京都中央区)の社長。70代です。事業はすこぶる順調な上、資金もあり、小林は7億円を希望していたのですが7億5000万円でOKに。小林ファンで、その豪邸にそのまま住みたいと。しかも、隣のお寺にお墓を持っているという事情もあり、5000万円上乗せしてくれたんです」
買取り希望の書面も差し出しており、当初の話では6月末にも正式契約の運びだったという。
だが、そこで問題になったのが、この豪邸には2億1300万円の抵当権仮登記が通販会社「夢グループ」(東京都文京区。石田重廣代表)によって設定されている事実。
 この(1)で述べたように、小林はこの夢グループが主催する、往年の歌手中心の「夢コンサート」(チェリッシュ/ロザンナ/錦野旦/あべ静江/三善英史/細川たかしなど)の主役を務めていたが、21年後半に金銭トラブルになったと報じた。
その件は、約1年前から双方弁護士を介して、仮登記を外すべく話し合いを続けているが、未だ解決に至っていない。
S社社長はまだ待ってくれているが、現状では売却は立ち消えになる可能性が高い。
話し合いが進展しない理由だが、これは互いに意地を張り、歩み寄る姿勢がないからのようだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧