有名投資家T氏(“最後の相場師”とも)の介入といわれる「ヘリオス テクノ ホールディングス」(冒頭写真は同株チャート。6927。東証スタンダード。東京都中央区)は6月22日、1358円まで上昇し、初動からだと少なくとも5倍になった。同様に「海帆」(3133。東証グロース。名古屋市中村区)も7月3日高値892円まで上昇。こちらも4倍以上にはなった。
海帆は元々、中国筋が介入していたのだが、途中からT氏が参戦したことで勢いがついたという。同様に「北日本紡績」(3409。東証スタンダード。石川県白山市)は中国系仕手筋が買い集めているものの、T氏が参戦しないことで伸び悩んで来た。先回りして買った投資家は残念だろう。もっとも中国系仕手筋は長期投資なので、短期狙いの仕手株投資家は止めたほうがよいだろう。
ところで、中国仕手筋とT氏が買い集めた後、高値もみ合いが続いている銘柄がある。