アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「中小企業HD」岡本社長の女性絡み会社私物化疑惑

「中小企業ホールディングス」(1757。東証スタンダード。東京都千代田区)の社長に岡本武之社長(右下写真。53)が就いたのは2021年4月のことだった。
それまで同社は「クレアホールディングス」の社名で、1年近くも前経営陣と経営権争奪戦を行い、4月21日の臨時株主総会で岡本氏らの新経営陣就任が株主の支持を得てのことで、前経営陣は全員解任された。前経営陣の会社の私物化疑惑、長年の業績低迷があり、これに対し、岡本氏の「有望な中小企業と提携して共に業績を上げる」旨の主張が株主の支持を得た結果だ。
それから丸2年――。だが、業績はさほど上がらず22年3月期も赤字。株価に至っては、21年4月ごろは80円ほどだったのが下がり続け今やその半値以下。そのため、21年12月に発行した新株予約権(行使価格は48円)はまったくというほど行使されず昨年末に消滅している。
そんななか、株主の間からは、「岡本社長も前経営陣と同じ。否、もっと私物化はひどいのではないか」との声が出て来ている。
そんな声を元に出たのが、4月1日発行の月刊経済雑誌『ZAITEN』5月号(財界展望新社)に掲載された1頁の記事(冒頭写真)。
記事内容は、一言でいえば、岡本社長の下、会員制サービス『ねこホーダイ』を開始、また子会社がカーレースのチームスポンサーになったが、どちらも岡本氏の趣味に過ぎず、会社資金を垂れ流しているだけというもの。
この記事の内容だけでも相当にひどいのだが、その後、本紙の元には、「真相はもっとエゲツない。女性が深く絡んでいます」という告発が複数あったので、以下、報じる。

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